【宿泊記】露天風呂付き!紫翠(しすい) ラグジュアリーコレクションホテル 奈良 2024年9月
古都奈良にある「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に宿泊してきました!
もとは知事公舎でそれを改築して2023年8月に開業となりました。
当時の雰囲気を残しつつ、趣がある素敵なホテルでした!
そんな高級ホテルですが、
今回ベストレートが通って4万円もお得に宿泊!
お部屋はもちろん、朝食などもご紹介していきます!
アクセス:奈良公園まで徒歩5分
紫翠ラグジュアリーコレクションホテル 奈良 は
日本有数の名勝地「奈良公園」の西端に位置し、
春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれています。
近鉄奈良駅から徒歩12分程度
フロント棟と客室棟は時の道(?)という小道を挟んでいます。
スタッフさんが「時の道」とおっしゃってましたが、調べてもわからず…
左がフロント入口で右が客室入口です。
廊下は当時のまま帽子掛けがずらっと並ぶ中に当時の写真が飾られ、
御認証の間の円卓や椅子・調度品などは当時のまま残されていました。
チェックイン
2部屋予約をしていて、片方は30分早くご案内いただけました。
混み合っている様子はなく座って案内いただけるのでゆっくりできていいです。
このお部屋の雰囲気もよく、窓は当時のままでタイムスリップしたような気分でした!
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクは甘茶と大和茶の和紅茶です。
ほんのり甘くて柔らかな口当たりで好みです!!
プラチナエリート特典
プラチナエリート特典では1000ポイントか朝食、スイーツチケットをいただけます。
普通であれば朝食を選ぶかと思いますが、今回朝食付きプランで予約していたので
スイーツチケットにしてみました!
レストラン「翠葉」でもいただけますし、お部屋に運んでもらうこともできます。
奈良の老舗和菓子屋「萬々堂通則」とコラボして作られたとおっしゃってました!
見た目もきれいで、すあま のようにほんのり甘くて食べやすかったです!
デラックスルーム(温泉露天風呂付)
せっかく泊まるなら温泉を楽しみたい!ということで、
温泉露天風呂付 デラックスルーム(43平米)にしました!
客室アップグレードはなかったよー!
(来年こそはチタンエリート会員になる…!)
お部屋
全体的にお部屋の明かりが暗めで落ち着いた雰囲気があります。
露天風呂がついて43平米だと部屋はやや狭いイメージでしたが、広々としていて
ベッドの横幅183cmと大きく、テレビも60インチはありそうでした!
ソファも大きめでゆったりした感じ。
両サイドにコンセントがあり、作業するにもよかったです!
ベッドサイドにはお水も置かれています!
2022年以降開業のホテルあるあるですが、USB Type-Cあるのは嬉しいですね!
クローゼット
ベッドの裏側はこんな感じで
正面がトイレ、右側がクローゼットになります。
パジャマと浴衣、下駄があります。
ちょっと出るのにサクッと下駄を履いていけるのは嬉しい!
スリッパはふかふかで、帰りの新幹線で足を休めるために持ち帰りました。
あとは紙袋があり、お土産の荷物をまとめる用に使えてありがたかったです!
ちなみにお手洗いはこんな感じ。
あれっ自動開閉じゃない・・・(全然気にならないけど初かも)
洗面所&アメニティ
手鏡がありましたが洗面鏡までの幅があまりないので、お化粧しやすかったです。
最初から化粧水などが置かれているのは珍しい気がします!
「THERA(テラ)」という奈良で生まれたMADE IN JAPANのヘルスアンドビューティブランドだそうです!
ちなみに・・・つい最近(2024年9月)では、スーベニアショップでTHERAの商品を購入できると情報が出てました。
ドライヤーはリッツカールトン福岡にもあった「レプロナイザー 27D Plus」という高級ドライヤーです。
なんと、112,200円もします…!
気軽に手が出せないものをこうやってお試しできるのはいいですよね!
ヘアアイロン(カール)をお借りしましたが、そちらもレプロナイザーでした。
シャワールーム&露天風呂
シャンプー類はスウェーデンのラグジュアリーフレグランスブランドであるBYREDO(バイレード)シリーズですが、
この「LE CHEMIN」はラグジュアリーコレクション限定?のようで、日本では未発売のようです。
香りを表現するのは難しいですが、万人受けする香りだと思います。
露天風呂は足を伸ばしても余裕があるくらい大きく、
これまで泊まってきたマリオット系列のホテルでは一番大きいサイズでした!
温泉は無臭で茶色に濁っています。
バスローブがあるのが個人的にGOOD!
この窓枠がおしゃれでこの窓から眺める露天風呂・坪庭がいい雰囲気でした。
ミニバー
この棚だけ見ていると旅館の雰囲気が漂いますね。
引き出しを開けるとカトラリーがずらっと並んでおり、
コーヒー・紅茶は無料ですが、冷蔵庫内は有料になります。
コーヒーはネスプレッソのカプセルコーヒーで、
紅茶は十色の大和茶シリーズで和紅茶と煎茶それぞれ2種類ずつありました。
ウェルカムフルーツ
奈良でご夫婦でやられている「お菓子工房かわい」のメレンゲ菓子に、
シャインマスカット ひと房が置かれていました・・!
すごい立派なシャインマスカットでとても美味しかったです!
時期によってはみかん3コのときもあるらしい・・・
シャインマスカットでうれしー!
ターンダウン以降には焼き菓子をいただきました。
17時30分以降にターンダウンにきていただけるということでしたが、
19時過ぎに部屋に戻ると特に変わった様子はなく・・・
まだのようでしたので、お水の補充などをお願いしましたが
中々来る気配がなかったのでドアノブにかけていただくようにお願いしました。
ほんのちょっとだけ残念…
ガーデンディライト:世世(ぜぜ)
17時~18時の間、ガーデンディライトという宿泊者限定のサービス シャンパンのフリーフローがあります!
場所は「世世(ぜぜ)」というフロント棟の隣に位置する茶寮です。
敷地内にあるものの、独立した店舗のため宿泊者以外の方も利用できます!
茶寮 世世(ぜぜ)でアフタヌーンティー&カレーをいただいてきました
一般的には画像左側の正面入り口から入りますが、
17時前になるとガーデンディライト用に画像右側の裏口が開くためそちらから宿泊者は入ります。
靴を脱いで上がる必要があるので、玄関前には足袋(無料)が置かれていました。
ミュールで行ったので足袋があるのありがたい!
17時ちょうどくらいに行きましたが、8分も経つと席は満席に・・・
綺麗に手入れされた庭園を眺めながら夕食前にゆっくりお酒を飲む…
これがとっても贅沢で優雅な時間でした!
シャンパンは「ジョセフ・ペリエ・キュベ・ロワイヤル・ブリュット」
シャンパンの他にノンアルコールは「デュク・ドゥ・モンターニュ」のスパークリングワイン ロゼ のご用意と、
ソフトドリンクはぶどう・パイナップル・オレンジジュースがあるとおっしゃっていましたのでお子さんも一緒に楽しめます!
頼みづらかったりするのかな・・・と少し思っていましたが
結構な頻度でスタッフの方がまわって来てくださって、全然残っていても注いでくれます!
サービス抜群でした✨
おつまみも提供していただけます。こちらは特に追加で頼むことはできなさそうでした。
とはいえ、夕食が待ち構えていたのでサクッと失礼しました!
夕食:夢窓庵
夕食は紫翠のホテルレストランではなく近くの「夢窓庵」に伺いました。
特に個室を予約していたわけではなかったのですが、
4名で利用だったからか個室をご案内いただきました。
月コース 10,000円 (12,100円 税・サービス料込み)にしました。
ミシュランを獲得しただけあって、すべてが美味しく
「え、これだけ素晴らしいお料理でこの価格!?」と驚くほどコスパがよかったです!
気になった方は↓こちらの記事をどうぞ↓
朝食:翠葉
朝食会場は「翠葉」というフロント棟にあるレストランでいただけます。
営業時間は7:00~10:00、料金は 5,000円/1人 です。
綺麗に手入れされた庭園が見える素敵なレストランでした!
7:30に行ったところほぼ満席状態で、
8:00にはガラガラになったので、その時間に行くことをおすすめします!
席につくとすでにお品書きが置かれており、和食のメニューのみ記載がありました。
一応、和と洋とがありますが、スタッフの方曰く、
洋食にするとサラダ、ヨーグルト、卵料理だからもったいないとのことで和食にしました。
- 季節のお浸し
- 玉子メと奈良粕
- 季節のコンポート
- 大和蒟蒻の胡麻和え
- 柿のピクルス
- 豆腐の炊合せ
- 焼魚
- 吉野葛の卵餡掛け
- 奈良県産ひのひかり御飯または茶粥
- 大和ポークの豚汁
- 香の物
※ごはん/茶粥・豚汁はおかわりできます
せっかくなので私は奈良の郷土料理である「茶粥」をいただきました!
セミブッフェ形式が多いですが、ここはブッフェはありません。
そう考えると、1人5000円は高いですね。
ジム・貸切露天風呂
ジムは24h営業です。
新しい器具で動きが気持ちよく、他に利用者もいなくて快適でした。
少し休憩しながら、テレビを好きに見ることもできました。
お水とタオルも置いてありました。
貸切露天風呂はこの建物で、06:00~11:00、15:00~23:00の間で1回1組 60分を予約することができます。
料金は ¥6,325(+入湯税 1名様¥150)
客室露天風呂が予約できなかった時にはこちらを利用されると良いと思います!
まとめ
今回は、4万円もお得に世界遺産に囲まれた最強立地のホテル、紫翠に宿泊することができました!
ホテルのたたずまいがコンセプトである「時の流れ」を体感できる素敵なホテルでした。
紫翠は『翠SUI』ブランドのうちの一つで、他には翠嵐(京都)・イラフSUI(宮古島)があります。
イラフSUIは2023年に泊まって、こちらもラグジュアリーで素敵なホテルでした。
来年は翠嵐に泊まってみたいなあ・・・